概要
2022年に購入したものです。
これを使ってRTOSを用いた開発等を試しています。
まずは、製品の仕様を確認します。
購入したもの
2023.1.6時点では モデルチェンジにより ESP-WROOM-32E となっていますが私が購入した時点では ESP-WROOM-32D でした。
ブレッドボードも購入しました。
ジャンパーワイヤーはオス-メスだったものを加工してオスオスにしました。
型番及び仕様
ESP-WROOM-32D
ESP-WROOM-32D のデータシートは下記にありました。
2023.1.6現在、上記は表紙に “NOT RECOMMENDED FOR NEW DESIGNS(NRND)” と記載されています。 なお、最新のESP-WROOM-32E のデータシートは下記にありました。
ESP-WROOM-32D のデータシートにはOverviewとして下記が記載されています。
Module | ESP32-WROOM-32D |
---|---|
Core | ESP32-D0WD |
SPI flash | 32 Mbits |
Crystal | 40 MHz |
Antenna | on-board PCB antenna |
Dimensions(Unit: mm) | 18 × 25.5 × 3.1 |
搭載している SPI flash は 32 Mbits とのことなので 4Mbyte ということになります。
ESP32-D0WD
次は ESP32-D0WD のデータシートを見てみます。
1.4.1 CPU and Memory より引用します。
- Xtensa single-/dual-core 32-bit LX6 microprocessor(s)
- 448 KB ROM
- 520 KB SRAM
- 16 KB SRAM in RTC
- QSPI supports multiple flash/SRAM chips
外部/内部を合わせた ROM/RAM という見方では ROM 448KB + 4MB、RAM 520KB となります。
また、表25により ESP32-S が Single core、ESP32-D が Dual core を示していることを理解しました。ESP32-D0WD は Dual core ということになります。
Ordering | Core | Chip Revision | Embedded flash/PSRAM |Package | VDD_SDIO voltage | |
---|---|---|---|---|---|
ESP32-D0WD-V3 | Dual core | v3.0/v3.1 | — | QFN 5*5 | 1.8 V/3.3 V |
ESP32-D0WDR2-V3 | Dual core | v3.0/v3.1 | 2 MB PSRAM | QFN 5*5 | 3.3 V |
ESP32-U4WDH | Dual core | v3.0/v3.1 | 4 MB flash (80 MHz) | QFN 5*5 | 3.3 V |
ESP32-D0WDQ6-V3 | Dual core | v3.0/v3.1 | — | QFN 6*6 | 1.8 V/3.3 V |
ESP32-D0WD | Dual core | v1.0/v1.1 | — | QFN 5*5 | 1.8 V/3.3 V |
ESP32-D0WDQ6 | Dual core | v1.0/v1.1 | — | QFN 6*6 | 1.8 V/3.3 V |
ESP32-S0WD | Single core | v1.0/v1.1 | — | QFN 5*5 | 1.8 V/3.3 V |
アドレスマップ構造を示す図と、メモリマップのうち内蔵/外部メモリに関する部分を下記に引用します。
これで、製品の仕様を大まかに理解できました。
ESP32-DevKitC 付属マニュアル
ESP32-DevKitC には、マニュアルへのリンクが記載された紙が入っていました。
まずは、これに従い LEDを接続し、Arduino IDE を用いてプログラムを書き込みました。 LEDが光ることが確認できました。