概要
WSL2で日本語文字の表示、入力が可能にする為、一旦 Mozc を使ってみました。
Emacsを多用する私にとっては、各種ショートカットがMozcに奪われてしまうことが不便だったので、カスタマイズしました。
経緯
Win11のWSL2 (WSLg)を日本語化 & Mozcで日本語入力 | AsTechLog
Windows11 のWSL2 (WSLg)を日本語化し、Fcitx+Mozcを入れて日本語入力できるようにしてみました。
上記で、WSL2で日本語文字の表示、入力が可能にするスクリプトを公開されています。
試してみました。
ただし、Mozcを使う場合、Emacsを使う上で下記が気になりました。私は別の機能として使っているためです。
- Ctrl + ; のショートカット で 先頭に”Select to paste”とあるウィンドウが表示される
Ctrl + ; のショートカットの無効化
下記のコマンドで入力メソッドの設定を表示させます。
$ fcitx-config-gtk3
「アドオン」タブを開きます。
Trigger Key for Clipboard History List が 「Ctrl+;」 になっています。
「空」に設定します。
その後
Mozcでは他にもいろいろなショートカットがあり、Emacsのショートカットと競合することがありました。
上記のように逐一無効化設定すれば対応できるかもしれませんが、そこまでして使う理由が無かったので、現在は Mozc は使っていません。